2023.04.12更新

新型コロナ感染症はだいぶ下火にはなってきているものの、まだ多くの方が感染している状況です。

ピルを服用していてコロナに感染してしまった方もいると思います。

コロナに感染すると血栓症が出来やすくなると言われています。

ピル自体も血栓症のあります。ではコロナにかかったときにピルを一時やまなければならないかというと、

一概に中止しなければならないというわけではなく、重症度によって判断していただければよいと思います。

入院が必要なほど重傷の方は中止しいてください。軽症の方は続けてもらっても大丈夫だと思います。

 

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2022.09.18更新

子宮内膜症とはどういう病気?

子宮内膜は、子宮の内側にある細胞で受精した卵子が着床するところですが、同時に生理の時に剥がれて出血してくる場所でもあります。

子宮内膜症はこの内膜が、子宮筋層や腹膜、卵巣の中に入り込んでいる状態で、整理のたびにいろいろなところで出血します。

筋層内に出血したものは吸収されますが、線維化を起こして子宮が大きくなり、生理痛が重くなったり、出血量が増えてきます。

卵巣の中に出血したものは、吸収されずにどんどん中に溜まってきてチョコレート嚢胞を形成します。チョコレート嚢胞は悪性化することもあります。

また、周りと癒着を起こして不妊の原因になることもあります。

生理痛の強い人は、今現在はっきりした所見がなかったとしても、将来的に内膜症になる可能性が高いと言われているので、早めに適切な治療をしておいた

方がいいでしょう。

 

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2021.04.11更新

ヤッペ法については、避妊効果が劣るのと、吐き気などの副作用卯が強いこともあり、現在当院では施行しておりません。

より避妊効果の高いレボノルゲストレルを処方しています。性行為をしてから72時間以内に服用する必要があります。

 

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2020.07.24更新

当院では自動持続吸引法で手術行っていますが、8週以下の流産には手動真空吸引手術を行っています。

より安全に手術を行うことが出来ます。

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2016.11.27更新

緊急避妊薬(ノルレボ)の避妊効果は80%位と言われています。つまり1%~3%くらいも確率で妊娠する可能性があります。

ノルレボは1回2錠が1回1錠に変更になりました。

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2015.11.02更新

 

先日のブログでも書かせていただきましたが、現在、流産率は15パーセント前後といわれており、高齢の妊婦さんになると20パーセントほどになります。
今、日本の初産平均年齢は30.4歳です。
つまり二人目、三人目ともなれば尚更、高齢出産は当たり前の時代となりました。
そうすると、10人に2人の割合で、流産を経験しているという事になります。
あなたの周りにも、流産経験がある方は、少なくないのではないでしょうか?

でも当事者となると、流産はやはり、ショックが大きいものです。
私も医師として患者様を拝見していて、やはり体調面よりもメンタル面における回復に時間がかかる方が多いという印象があります。

当然の事だと思います。
頑張れといわれても、早く立ち直ろうとしても、ダメな時は人間、ダメなものです。
でも流産は、「誰が悪い」わけでもありません。
そして貴方は一人ではありません!
まずはパートナーの方と共に、ゆっくり気持ちを整理し、日常の生活に戻れるようにしていきましょう。

ホワイトレディースクリニックのスタッフも、みんな貴方を応援しています。
体調面はもちろんですが、精神的な面も全力でサポートいたします。
一人で悩んだり抱え込んだりしないで、不安や悲しい気持ち、何でも、気軽に話してください。

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2015.10.20更新

 

出産を希望していても、残念ながら流産をしてしまう女性は多いです。
流産には、3種類あります。
完全流産、不全流産、稽留流産です。
この中でも、不全流産、稽留流産は手術が必要になります。

【不全流産】

不全流産というのは、胎児やその付属物のほとんどが自然に体外に出てくるのですが、その一部分だけが子宮に残ってしまい、出血を伴います。
その為、稽留流産よりも緊急で流産手術を行う必要性があります。
妊娠発覚後、出血が見られた場合は、急いでホワイトレディースクリニックへご連絡ください。

【稽留流産】

稽留流産は、ご本人は気が付きません。
その為、定期的な検診で判明するケースが多く、妊婦さんとしては「流産」という実感がなく、ショックが大きいようです。
不全流産ほど緊急な手術を必要とするわけではありませんが、やはり早めに気が付き、できるだけ早めに流産手術を行う事が重要です。

【流産は誰にでも起こりえることです】

流産率は、15パーセント前後といわれており、高齢の妊婦さんになると、20パーセントほどになります。
辛いお気持ちは当然ですが、それよりも早めに適切な処置を行い、健康的な身体を少しでも早く取り戻し、前向きに次の赤ちゃんを迎える準備を行うことが大切です。
ホワイトレディースクリニックは全力でサポートいたします!

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2015.10.08更新

 

今日は、避妊法として人気の高い、IUS・IUDのご質問で多い、メリットとデメリットについてお話していきたいと思います。

【IUSのメリット・デメリット】

IUSのメリットは、何といっても避妊失敗率は0.14%と低く、効果が5年間という点でしょう。
また、月経出血が多く悩んでいる方や生理痛が重い方は、これを緩和できる可能性があるので、治療としての効果も見込めます。
最近の話ですが、治療目的の場合、IUSは保険適応となった点もメリットと言えると思います。
ピルのように飲み忘れなどを気にする必要もなく、コンドームのように性交時の煩わしさがないことも、良い点です。

デメリットは、人によっては不正出血があるという事と、細菌感染の可能性があることです。
不正出欠に関しては、軽度な場合が多いですし、細菌感染に関しては抗生物質を服薬することで治りますので、そんなに心配する必要はありません。

【IUDのメリット・デメリット】

IUDのメリットは、避妊失敗率は、0.1%~0.3%と低く、ピルのように飲み忘れなどを気にする必要もなく、コンドームのように性交時の煩わしさがないことでしょう。

デメリットは、IUSとは逆に、月経時の出血量が増える可能性があることです。
ですので、もともと出血量が多い方の場合は、IUSを選択したほうが良いでしょう。
また、銅アレルギー及び銅代謝異常がある女性の場合は、銅付加IUDは使えません。
後はIUSと同じですが、人によっては不正出血があるという事と、細菌感染の可能性があります。

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2015.10.07更新


IUSとは、Intrauterine Contraceptive Systemの略称です。

これは、子宮内避妊具に黄体ホルモンがついていて、これが徐々に溶け出していくことで、避妊効果を生み出すというシステムです。
黄体ホルモンが、子宮内膜が厚くならないように作用します。
それによって、受精卵が着床するのを防ぎます。
その為、月経時の出血量および生理痛が軽くなるという効果も期待できるという、避妊以外の効果もあります。
避妊失敗率は0.14%と高く、黄体ホルモンの効果は5年間と長いので、今注目を集めている避妊法です。

ピルの場合、飲み忘れや通院という面倒な部分があります。
また、コンドームの場合、性交時の煩わしさが否めません。
IUSであれば、その点を解決できます。
「体内に器具を入れる」という行為自体に、いろいろ疑問や不安を感じる方が多いようですが、安全性は確証されていますし、日常生活や性交時の違和感はありません。

ホワイトレディスクリニックでは、IUSに対応しております。
望まない妊娠を避ける為にも、きちんとした避妊法を考えていきましょう。

投稿者: ホワイトレディースクリニック

2015.10.05更新

 

今日は、「コンドームを使う習慣」についてお話いたします。

【コンドームの歴史】

実はコンドームの歴史はかなり古く、ゴムを成形して作られたのは、1874年といわれています。
まだ、明治時代のことです。
その後、今の商品の形に近づいたのが、1934年。
つまり昭和初期には既に、コンドームが性病予防や避妊具として使われ始めたということです。
1979年にエイズウイルスが発見されたこともあり、昭和の後期には性病予防としても注目を集め、平成に入るころまでは、避妊具としても性病予防としても重宝されてきました。

【コンドームの避妊失敗率は2~15パーセント】

しかし今では、コンドームよりも避妊失敗率が低い避妊法がたくさん研究され、実用化に至っており、決まったパートナーがいて性交において性病を気にする心配がなく、かつ継続的な避妊を希望している場合は、ピルやIUD、IUSなどを選択したほうが安心という時代になりました。

しかし、まだ恋愛を謳歌しているような年齢であったり、パートナーがいるときもあればいない時もあるような時期の場合、IUD、IUSとなると、ちょっと大げさな印象を受ける女性も多く、ピルとなると「飲み忘れる」というリスクがあります。
また、ピルやIUD、IUSの決定的なデメリットが、性病は予防できないという点です。

コンドームの避妊失敗率は2~15パーセントであり、確かに避妊失敗率だけを見ると、ピルやIUD、IUSのほうが優位なのですが、性病感染リスクを考えると、コンドームはとても重要だと思います。
結婚しているとか同棲しているなど、長年のパートナーがいる場合はともかく、そうでない場合は、やはり、コンドームを使う習慣をつけるべきでしょう。

投稿者: ホワイトレディースクリニック

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