2015.08.01更新


一昔前は「リング」という呼び方で呼ばれることが多かったので、リングと聞くと、「あれね!」とお分かりいただけるかもしれませんね。

IUDとは、Intrauterine Deviceの略称です。
樹脂性IUDと銅付加IUDの二種類があります。
樹脂性IUDは、劣化はほとんどないIUDではありますが、約2年から3年ごとの交換が理想的です。
避妊失敗率は、0.3%となっています。
銅付加IUDは、IUDの器具に銅がついていて、それが徐々に溶け出すことで、受精卵の着床を抑えるシステムです。
銅が溶け出す効能は、約5年継続されます。
避妊失敗率は、0.1%~0.2%です。

どちらも高い避妊効果を期待できますし、ピルのように飲み忘れなどを気にする必要もなく、コンドームのように性交時の煩わしさがありません。
「体内に器具を入れる」という行為自体に、いろいろ疑問や不安を感じる方が多いようですが、安全性は確証されていますし、日常生活や性交時の違和感はありません。

ホワイトレディスクリニックでは、樹脂性IUD・銅付加IUDどちらの避妊法も対応しております。
望まない妊娠を避ける為にも、きちんとした避妊法を考えていきましょう。

投稿者: ホワイトレディースクリニック